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Citadel Realm of Battle塗り方マニュアル。

シタデル 情景ボード01
ウォーハンマーネタの更新を久々に。
ゲームズワークショップ社(以下GW)製の『シタデル 情景ボード』を製作してみました。
購入してから1年程眠らせてしまっていたのですが、ゴールデンウィーク半ばからチマチマ作業をして、この程ようやく完成。
これは60cm×60cmのプラスチック製ボードを6枚連結させる、なかなかに巨大なものです。


果たして他に製作する方がどれほど居るのか分かりませんが、自分の制作工程を参考の為に書いておこうかと思います。
(制作中の写真を撮っておかなかったのは痛恨の極みですが…)

制作に用意したものは、

・アンダーコートスプレー ブラック×2
・情景ボードペイントパック
・大きめの塗料カップ
・エアブラシ(無くても大丈夫)
・ドライブラシ用の筆(丸筆、平筆2種あると便利)
・面相筆
・シタデルカラー数本(詳しくは本文の中で)
・ふるい

こんな感じです。
GWの情景ボードペイントパックはちょっと高めですが、必要なものが割と簡単に揃います。
塗料やフロックもかなり余ると思いますので、その後ミニチュアを塗る事も考えて投資してしまうのはアリだと思います。

では制作工程開始!

1.アンダーコート
まずは、ボードにしっかりとアンダーコートスプレーを吹き付けて黒くします。
プラ地の灰色が出ないようにムラ無くしっかりスプレーして下さい。
ボードの側面も塗っておくと仕上がりが奇麗になります。

ちなみに私の場合、アンダーコートにスプレー1本半使いました。

スプレーの乾燥は数日かけた方がプラに馴染みます。
焦らないでじっくり乾燥させましょう。


2.地面(1)
シタデル 情景ボード02
2-1.
アンダーコートが完全に乾燥したらメインとなる地面の塗りの第1段階に突入です。
まずは情景ボードペイントパックに入っている、塗料"ブラウン"をハケで塗るのですが、ベタ塗りではなく「ウェットブラシ」します。
最初のアンダーコートの黒が透けて出ると思いますがそれが狙いです。
岩盤に当たる部分は塗装しないで大丈夫です。

2-2.
ウェットブラシした塗料が乾いたら、塗料"ブラウン"を今度は水で薄めます。
水の分量は、塗料少し透ける程度。これで全体(岩盤を除く)をハケでウォッシングします。
この塗料(おそらくファンデーションカラーのCalthan Brown)は水を入れると顔料が少々分離しやすく、色味が変わりやすくなりますので注意。ただし、ある程度は"味"となりますのであまり神経質になる事はありません。

この段階で塗った塗料が乾燥すると、最初のブラウンと黒の下地が自然なグラデーションになります。
グレイジングに近い感覚ですね。
ここから一旦、岩盤の塗装に入ります。


3.岩盤
シタデル 情景ボード03
3-1.
エアブラシでファンデーションカラーのAdeptus Battlegreyを岩盤にガッチリ吹き付けます。
エアブラシを使用する事で地面との境目がナチュラルにぼかせます。

3-2.
岩盤の影にしたい部分や割れ目にそってシタデルカラーのChaos Blackをエアブラシで細吹きします。
ここでの作業は味付け程度なので、塗料薄めでOK。

3-3.
岩盤の割れ目に薄めたChaos Blackをシェイディング(墨入れ)します。

3-4.
岩盤全体を平筆でCodex Greyを使用してドライブラシ。

3-5.
岩盤のエッジを意識して、Fortress Greyをドライブラシ。

これで岩場の塗装は終了。これで岩盤はかなりそれらしく見えるようになると思います。


4.地面(2)
岩盤の塗装が済んだら、地面の塗装に戻ります。
と言っても、ここでは情景ボードペイントパックに付属の"黄土色"をハケで地面全体に「ドライブラシ」するのみ!
岩盤の上も少しだけ一緒にドライブラシしておくとリアルな感じになります。

注意点としては、ここで"ウェットブラシ"になってしまうとボードに筆目が残ってしまい易くなり、綺麗に仕上がらなくなってしまいます。
常にハケに取る塗料の分量に気をつけましょう。


5.髑髏
シタデル 情景ボード04
ある意味このボードの肝となる所かもしれません。
下手をすると一番時間の掛かる部分です。
では、以下がその工程。
5-1.
髑髏全体をKommando Khakiでベタ塗り。
Kommando Khakiは下の黒が透け易いので2~3回根気良く塗り重ねます。

5-2.
ベタ塗りで埋まってしまった目と鼻部分をChaos BlacKで修正。

5-3.
シタデルウォッシュのDevlan Mudで髑髏全体をウォッシング。

5-4.
Bleached Boneで髑髏全体をドライブラシ。

5-5.
Skull Whiteでハイライト(目とか歯とか)を「1体ずつ」書き入れていきます。

ボード全体で考えると、髑髏のハイライト入れは数が多いので、かなり骨が折れる事になると思います。
私は髑髏1体1体に歯まで描き入れたので恐ろしく時間が掛かる事になりました。(コーン神への供物!!)
正直、人には勧められない作業なので、手早くドライブラシで済ませてしまった方が良いかもしれません。

5-6.
髑髏まで塗り上がった段階で、ボードの横面が地面の色等でハミ出しているようならChaos Blackで修正しましょう。
塗装としての工程はここまで。あとちょっとで完成です。


6.草地
シタデル 情景ボード05
この工程で最後。もうちょっとです。
6-1.
ボード1枚ずつ作業します。

木工用ボンドで中小の草地をイメージした"丸"をボードの所々に描きます。これはもう、自分の感性で。
ボンドは少しだけ水を混ぜて伸ばせるようにしておいた方が良いと思います。
その上に情景ボードペイントバック付属の「スタティック・グラス」をふるいにかけながら撒きます。
ボンドの上におちたフロックを軽く上から押しても、手にボンドが付かない位が適量でしょう。

付属のフロックはとにかくダマになり易いので、ふるいで落とすと楽に、かつ、キチンと散らばります。

軽くフロックを手で押して定着させたらボードを立てて、ゆすったり、草の付いていない所や裏から軽くたたいて余ったフロックを落としてやります。

この段階で草地に木工用ボンドの"白"が多く見えるようなら、ボンドが乾燥しない内に手早くもう1度フロックを撒いて落とす作業を繰り返します。

スタティック・グラスだけを先に撒くのは、余りのフロックを落とした際にスコーチド・グラスと混ざるのを防ぐためです。

6-2.
スタティック・グラスを撒いた部分が乾燥したら、今度はボード1枚の草地にする部分の半分位に、ボンドを塗布します。この際、なるべくスタティック・グラスにボンドが付かないように注意。
この後"6-1."での工程と同じく、「スコーチド・グラス」を撒きます。
終わったら残りの半分も同じ工程で。

半分ずつ作業するのはフロックを撒いている最途中でボンドが乾くのを食い止めるためです。
それと斜面にはなるべく草を生やした方がミニチュアの滑り止めの役目を果たせます。

これの乾燥を待てば…

シタデル 情景ボード06
『Citadel Realm of Battle』の完成です!!

これでボードにミニチュアを乗せて撮影するのも、おウチでハンマーするのも自由です。
これからはボードを使って、塗ったミニチュアの撮影してblogの更新も出来たらいいナー。


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